読書感想文のテンプレート
本を100冊読んでも、まったくアウトプットしなければ、現実の世界は何ひとつ変化することはありません。 インプットは「脳内世界」が変化するだけ。アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができます。
樺沢紫苑著 『学びを結果に変えるアウトプット大全』
毎月10冊の本を読んで1冊もアウトプットしない人と、3冊読んで3冊アウトプットする人とでは、後者の方が圧倒的に成長すると。
まさに前者です・・・
インプットはただの「自己満足」。「自己成長」はアウトプットの量に比例するのです。
耳が痛い。
アウトプットをすること効用をまとめると、
- 内容を理解しやすく記憶にも残りやすい
- 行動を起こすことで現実が変わる
- フィードバックをもらえてより成長できる
ということ。
では、どこから手を付けるか。
樺沢さんは読書感想文を勧めていて、そのためのテンプレートを紹介しています。
- ビフォー・・・この本を読む前の私は〇〇でした。
- 気付き・・・この本を読んで私は、△△について気付きました。
- TO DO・・・今後、××を実行していこうと思います。
※気付きとTO DOがアフターにあたる。
この構成でそれぞれ1行、合計3行で良いから書いてみる。
それに肉付けをしてみる。
これなら10分で出来るはずだと。
・・・という、テンプレートでこれを書いてみました。
読書感想文以外にも、発信する情報の深度について、こんなことを言ってくれています。
誰でもひとつくらい、他の人よりも詳しいという趣味やスポーツ、得意ジャンルがあるはずです。「世の中、自分よりも詳しい人がいくらでもいる」と思うかもしれませんが、専門家のレベルでなくても、「高校のクラスでいちばん」くらいのレベルで、十分に人を引きつける記事は書けます。
ハードルはぐっと低くなりますねぇ。
また、精神科医らしく心身のコンディショニングについても言及しています。
とくに気になるのは、
ペンシルベニア大学の研究で、6時間睡眠を14日間続けると、2日間完全に徹夜したときと同程度の集中力低下をきたしていることが明らかにさ れました。毎日6時間しか寝ていない人は、毎日、徹夜明けで仕事をしているのと同じくらいの仕事しかこなせないという、衝撃的なデータです。
ということ。
ホントに衝撃的。
このようなアウトプットのためのTIPSが80コ、分かりやすいイラストともに紹介されています。
『読んだら忘れない読書術』をより読みやすく、実践しやすく進化させたという感じの本です。
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